大量の文章を書く才能

大量の文章を書く才能

流行作家の方々は、多作な方が多いです。

 

それでご飯を食べているのですから、当たり前といえば当たり前ですが。

 

なにかの本で、梶山季之 さんは、一年に10000ページ書いていたとあったように記憶しています。一日にすると28ページ弱ですから、そうでもないようにも思えますが、400字詰め原稿用紙でしょうから、11200字を一日に書いていたということになります。

 

当然、書き続けることはできませんから、調べたり、構想を練ったり、取材したり、いろいろな時間の合間に、それだけの文字数を書いていたということになります。

 

多作が必ずしも良いとは言えないかもしれませんが、文章を書くことを始めたばかりの人は、やはり、この沢山書くということを一度は通過しなければならないのではないでしょうか。

 

忍者が、木を植えて、その上を飛び越すことで、訓練したように、最初は、小さな目標でも、継続することによって、大きな木に育ち、それを飛び越える脚力もつく、そんなイメージでトレーニングする時期は、絶対に必要かと思われます。

 

例えば、一日に1記事、ブログやホームページに書くところから始めて、継続していくこと。それだけで、かなりのトレーニングになると思います。

 

何を書いていいか分からない間は、とにかく、沢山書く。それだけで十分なので、書く練習から始めてみます。

 

書くこと、そのために読んだり調べたり、経験したりするそれらに意識を集中させて吸収しようとすること、それこそが知的なトレーニングそのものだろうと思います。

 

そして、書いたことが一見実りになっていなかったとしても、それは、決して無駄ではないと思います。基礎力の底上げになると思われますので、すなわち自分の能力が向上することに寄与したのであれば、十分意味があることと思います。

 

最初から完璧を目指すと、何も書けなくなってしまいます。
一旦、書いてしまって、後日、推敲を繰り返す。
その方法が楽でいいと思われます。

 

時間が経てば、自分も他人みたいなものですから、推敲をするのも客観的にできます。

 

プレゼンの予行などで、メインの資料を作る人は大変でも、それをみてあら捜しをしたり、コメントするのは、楽なように。

追記することで、書く量をさらに増やしていく

白紙にゼロから作り上げるのは、かなりの労力を要します。

 

何事もゼロからイチが一番大変な部分です。

 

でも、どんな文章でも一度書いてしまったものに継ぎ足すのは、比較的ラクにできます。
それを利用して、追記しながら文章を太らせていくことを考えています。

 

ちょっとスパイスをきかせるために、文脈とちょっと違和感があるような小見出しを最後に追加してみる。
それだけでもかなりの刺激になります。

 

何々とかけて何々ととく。
そんな感じで、一見無茶な追記と感じさせて、最後には納得に導く。
かなりのトレーニングになりそうです。

 

そして、全体の流れを見ながら、記事のタイトルも新たにつけ直してもいいと思います。

 

感覚としては、ブログのコメント欄みたいな感じです。

 

どのように発展していくか分からないという部分があれば、かなりスリリングな文章に発展するかもしれません。
一度書いて終わりではなく、時間が経つに連れて成長していくというのは、けっこう面白いことに違いありません。
そして、この部分は、紙の本にはないネットならではの展開と言えると思います。

 

また、ここ最近、痛感していることなのですが。ブログやホームページに記事を書く時に、新しい記事を書くのは、かなり心理的な抵抗感があります。それを乗り越えるのにちょっと労力がかかります。

 

一方、過去の記事の加筆修正はいつでもすぐに取りかかれます。そして、過去記事の訂正を繰り返すうちに不思議なことに、新しい記事を書いてみようかという気持ちになってきます。

 

呼び水みたいなものでしょうか。

 

文章のウォームアップは、何でもいいから書き始めることである。どこかできいた言葉です。

 

接ぎ木式に書いていると、全体の流れでちぐはぐな感じも出てきます。それでもそんなに気にする必要はありません。作品とか商品ではなく、単なる個人の雑記なのですから。

 

すべてを読んだと思っていても、実は、文章自体が知らぬ間に増殖している。目指しているのは、そこです。

 

 

 

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