トイレの読書と時間の経過
年を取るにつれて、一日の経過が速く感じます。また、一日だけでなく、一年とかを考えても同様です。
それまで、生きてきた人生と比較してそのように感じるという説があると、ちょっと前に聞いた記憶があります。
最近、トイレに糸井重里さんのインターネット的という新書を置いて、それを読んでいます。
新書だと、見開き二ページ分読むのに、それほど時間もかからず、トイレの読書としては、最適と感じています。
感覚としては、ちょっとずつしか読んでいないと感じているのですが、けっこう速くページがすすんでいるように思えます。
ただ、トイレに入っているだけでは、まったく、読書に関しては、ゼロですが、一冊用意しておくだけで、ほとんど労力を感じずに、同じ時間経過の中で読み進めていくことができている。
これは、ちょっとすごいことかもしれません。むしろ再発見したという程度のことではありますが、これを応用していけば、いろいろとマスターしたいことがあるときに有利に思えます。
また、一回に読むページ数が少ないので、けっこう頭に残りますし、読んでいる間に、自分の人生の経験がはさまりますので、それがまた、いろいろと読んでいることに加味されます。
自分の生活のデザインを考えて、戦略的に習慣をつくるようにすると、なかなか使えるかな。と、次の本を考えている今日、この頃です。
このトイレ読書のデメリットもやはりあります。まず、衛生上の問題がある。大腸菌など細菌に汚染される危険性があります。また、本を読みながら踏ん張ることはできませんので、その結果、便秘気味になってしまうこともあります。
別にトイレでなくてはいけないこともまったくありませんので、居間のいちスペースとか、寝室とか、車の中とか、いろいろなところに読んでおきたい本をころがしておいて、そこに行った時に2ページだけ読むということを習慣化すると、色々と読みすすめることができます。
ポイントは、場所を決めることと、一回に2ページしか読まない。それ以上は読まないというところです。
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