過去記事を読むから対話になる
過去記事に追記で自分との対話と考えます
過去に自分で書いた文章を大学ノートで読みます。そして、そこに何らかの新しいコメントを書いたり追記をします。
この作業を自己との対話と考えていますが。同じノートに書いたからと言って、すなわち対話とは言い切れないような気もします。
話を一方的にするだけでは、対話になりません
ただ、過去の記事に追記をするだけでは、自分自身との対話にはなりません。
対話ということは、相手の話しを聞くことから始めなければなりません。よって、半分は、過去の自分の記事を読むという作業をすることになります。真剣に過去の記事を読んで、その意味とか、その時に考えていたことを一生懸命にさぐるという部分が必要です。会話において、相手の話を真剣に聞いて、その意図するところを正確に汲み取ろうとするのと同じです。
何度でも、同じ記事を繰り返し読み直す
ここでどうしても湧き上がってくる感情があります。所詮自分で書いた文章なのだから、もう一度読む必要があるだろうかという思いです。
確かに自分の中から出てきた言葉なので、すでにすべて知っています。それをあえて文章を読むことでトレースしなおすというのは、理解という意味では、無駄にも思えます。
けれども、自分で分かっていることと、文章を書くということは、ちょっとだけ別の部分があります。それは、人に伝達するという点です。そして、考えを練り直すには、繰り返しが必要です。
自分が何を書いていて、何を書き足りないのか。そう、過去に書いたことをさらに発展させるためには、まず、書いたところまでを何度も繰り返し読まなければなりません。過去に書いたことを読まずにそこに続けるというのは、文章としてどんどんおかしなことになっていきます。
何度も読み返すことは無駄ではないと考える。あるいは、無駄でも良いので繰り返すと考える。
どちらでもいいのですが、やることは同じです。
文章を書くということは、そういうものであるということを改めて認識していく必要があります。繰り返し読むことによって記憶が確かになり、その先には、自然に全体を把握できているという状態が待っていると思います。
まあ、考えてみたら、仕事で作成する書類なんかも同様かと思います。書く前にしっかりと読むことを習慣化する。大切なことと再認識しています。
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