書類は、手を付けて初めて足りないところが分かる
一気に片付けてしまうのが理想ですが
もちろん一気に終わってしまう書類というのも沢山あるわけですが。ちょっと込み入った物は、そう簡単には終わりません。
どこかで手続きをしたり、必要なものを取り寄せたり、確認したり、聞き取りをしたり。その時にすぐに終わらない色々な作業を要することがあるものです。
それは、事前に、これこれが必要ですと親切に教えてくれることもありますが。大抵は、そっけなくそこにあるだけという感じです。自分で書類を読み進めて必要なものを知るしか方法はありません。
まず、手を付けてみて、繰り返しながら完成させる
そして、面倒くさそうな書類ほど、先延ばしにしてしまいがちです。
でも、何かを取り寄せたり、確認する必要が出てくるとしたら一刻も早く知ったほうが有利です。というよりも締切り直前では、間に合わなくなる危険性もあります。
例えば、明日の昼が締切りだとして、市役所に証明を取りに行かなければならない案件だとしたら、今晩から取り掛かったのでは遅いわけです。
読書の方法でも良く言われますが、繰り返すことによって、理解が深まってくることが期待できます。
また、やることを理解していれば、潜在意識がかなりの仕事をしてくれるという側面もあるみたいです。
とりあえず、一回手を付けてみる。その際に完璧を期さないで、穴だらけでもいいので、埋めれるところだけでも埋めて、最後まで通してみる。そして、足りないところを把握してそれをリストアップして、埋めていく。
それを何度も繰り返して、完成までもっていく。それがいいと思います。
特に同様の書類が複数あるような時には、1つ片付けてから次というようにやると効率が悪いものです。今日、仕事をしていて痛感した部分です。
そういえば、高校時代の優秀な友人は、教科書をもらった日の内に、すべてを読んでしまうと言っていました。もちろん一日ですべてをマスターできるということではないのですが、それでも、これから一年かけてやることのアウトラインをつかめるということだったと思います。
いわゆるゲシュタルトというものが出来てからすすめるというのは、理にかなっていると思います。
仕事や作業は、手にした瞬間に、とっとと処理を開始してしまう。この習慣で救われるところが出てきます。
締め切りのずっと前に60点くらいのできで仕事を一旦やり遂げてしまう。それができれば、その仕事に肉付けをして70点、80点にブラッシュアップしていくことは比較的簡単だろうと思います。心の重荷になることもなく、また、なんらかの不慮の事態が生じても少なくとも60点のものを提出することはできます。
仕事を前倒しでとりあえずやってしまうことで、心の重荷が取れるということだけでもやってみる価値はあると考えられます。
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