本棚全体を自分のデータベースと考える
ふと考えたのですが、トイレで毎日本を読んでいて、知らないうちに、読み切ってしまったり、本屋さんで立ち読みすることで、かなり頭に入ったり、というようなことがあります。そして、それは、かなり効率よいように思われます。
どうしても、固定観念から、本は、ゆっくりと時間をとって、静かな環境で落ち着いて、一言一句もらさずに内容を咀嚼する。読書には、そのようなイメージがありますが。実際には、それほど重要な本というのも少ないように思えます。
というか、そもそも、そんな本を読むゆったりとした時間など取りようもありません。細切れの時間に本を読み進めていくしかないというのは、誰もが感じるところです。
その一環として、本棚全体を自分の頭の一部、あるいは、データベースと考えて、そこに繰り返し小さくアクセスを繰り返すことで、全体から、エッセンスをくみ出していく。
そのようなイメージでやっていくのもいいと思われます。
いわゆる積ん読ではなくて、すべて立てて並べて、背表紙が見えるようにして、棚から一冊を抜き出しては、一部を読んで、元に戻す。これを細かく、短い時間で繰り返します。
その時に、目次を見て、そこから面白そうなページをめくったり、あるいは、フォトリーディングとか、スキミングというような流行の手法をまねてみたり。いろいろとやり方はあると思います。
この小さな時間の積み重ねで、かなりのエッセンスを効率よく、抽出することができるのではないかと考えています。
ここで、ふと、かつて読んだ本の記憶がよみがえりました。
ドアーズというロックバンドのリーダーで、ボーカリストのジム・モリソンのことを書いた本でした。
とにかく、博覧強記で、詩人であるということを示すエピソードとして、友人が、ジムの部屋を訪れた時に、どれでもいいから本棚から、一冊本を抜いて、適当に開いて、ページを言って欲しいと。
そして、そこに書いてある内容をそらんじたというような記載だったと思います。
もちろん誇張はあると思いますが、ここにいろいろなヒントが隠されているようにも思えます。
本棚の置いてある場所も記憶の一助になる。
そして、それを延長すると、その一竿の本棚の後ろに、バーチャルの本棚を作る。
例えば、amazonのマイリストで本棚を作る。
自分の本棚に次に招聘する本を選ぶカタログとして。
そのように考えると、自分の前に、本棚とバーチャル本棚。二つの扉が存在する。そのようなイメージになると思います。
自宅の本棚に立ち読みのスペースを作る
自分の家の本棚のうち、例えば、一段をその時に読んでいる本だけ集めるとします。それも、丁度自分の胸辺りの高さに一段を用意できれば、格好の立ち読みスペースとなります。
自宅だけではなく、職場にも同じように作ってみてもいいと思います。
いずれにしても、その本棚の前に立って、ちょうどスタンディングデスクのように立ったままで本を読むことを習慣化することを考えています。
スタンディングデスク、読書スペースバージョン。
そこに立つだけで習慣化できますので、一年経てば、かなりの量の本を読んでいることが期待できます。
一時期に目を通す本の量として、本棚の一段分というのは、決して少なくはないと思います。
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