束ねたコピー用紙の裏に自由に書く楽しみ
子供の頃の落書きは、自由に出来て開放される感じがあります。大人になっても、どうでもいいような紙に好きなものを描いていくのは、楽しいものです。
もちろんノートとかきれいな紙に書いてもいいのですが。心理的にちょっと抵抗感があります。もったいないという気持ちが先に立ちます。
コピー用紙の裏などを束ねたものがあれば、そこには自由に気兼ねなく書けます。ただ、紙だけを重ねて置いておいてもいいですしクリップで止めたり、ホルダーというかボードを買ってそこに止めておいてもいいです。クリアフォルダーに入れておくのでもいいと思います。職場でしたら、コピー用紙の裏は、会議や伝達事項が来るたびに日々積もってきますので、供給に困ることはありません。
私は、100均で、プラスチック製のクリップボードを買って使っています。安いので、職場と自宅にそれぞれ3つずつ置いてあります。書くためのものと、書いたものを一時保存しておくためのものなどです。
そして、良いものが書けたら、それをそのまま保存してもいいですし、スマホで写真を撮ってEvernoteあたりで管理するのでもいいと思います。
気軽に書けるというのは、思った以上にメリットがあり、結果的に一番良いものが書けたりします。フリーハンドで適当な絵を描くとか考えても、慎重にゆっくりと描くよりも、サラサラと描いた方が、結局、うまく描けたりします。
いたずら書き程度から発想していくということを考えた時に、石森章太郎さんのゼロゼロナインの下りが好きだったりします。漫画家入門の本の一ページに書いてあったメモ。サイボーグと野球のナインからかけ合わせた発想というようなメモでした。
とりあえず発想を紙に書いて置くことができれば、後は、いくらでも清書できます。
この方法をやってみる上で、一番ネックとなるのは、書いた紙の保存です。誰でも経験があると思いますが、そこいらの紙に書いたものは、必ずと言っていいほど、どこかにまぎれて見失ってしまいます。別に分類する必要もないので、どこか保管場所を決めてそこに古新聞紙を保存するように集めていくというのが、まず第一段階のような気がします。そして、発想に困ったら、そこを覗いて、使えそうなものを拾うという風にやってみる。
先に書いた100均のクリップボードの紙をとじていないものを一つ用意して、書いた紙を残したいと思えたら、そこに移動しておきます。後で、時間ができた時にその保存先をゆっくりと決めれば良いと思います。書いている時には、分類とか仕分けとか、保存などに頭を使わないで、ひたすら書くことに専念したいものです。
また、スマホで写メに残すようにしたら、どんなに溜まってきても、置き場所にこまるくらいにはならないと思います。また、逆に、例えば、紙を積み重ねていって、自分の身長くらいまでになるようであれば、それは、一財産できたと考えてもいいのではないかと個人的には思います。
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