記憶のトレーニングと、脳の活性化

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記憶のトレーニングと、脳の活性化

今では、試験勉強とは、かけ離れた生活になっています。かつて、学生の頃には、かなり苦労したものです。というのも、私は、記憶力がかなり悪い方なので、覚えることがなかなかできない。試験というものは、基本的に記憶していないと何も書けません。

選択肢問題であれば、うろ覚えでもいいこともありますが、記述式ならば、書くための材料、正確なキーワードとそれに関する正確な知識を必要とします。

カメラ記憶というものもあり、実際に友達にもそのような記憶のできる人がいました。とても優秀な人でしたが、地図とか、グラフとか、覚えるものをじっとしばらく見ていると、そのまま頭に入ると言っていました。

記憶が悪いという人は、私も含めてですが、あきらめもはやいかもしれません。というのは、資格試験の時に、かなりの詰め込みをやって、実際にできた経験があるからです。せっぱつまって、追いつめられると、けっこう記憶できるものです。

振り返ってみると、記憶力が悪くなったのは、あきらめるようになってからのような気がします。

あることを記憶するというのは、けっこうハードな感覚を乗り越えなければならない。記銘したあと、時間をあけて想起する訳ですが、そこで思い出せないと、まず、記憶の失敗として認識しなければなりません。そこで嫌になります。ましてや、それを繰り返して、そのあげく覚えられないと判明すると、かなりのダメージです。

その感覚を乗り越えて、特に、想起を徹底的にやる。思い出そうと努力する。思い出そうとすることをあきらめない。その繰り返しが、脳を活性化するように思えます。

かなり多くの科目数を一ヶ月くらいかけて試験を受けたことがありますが、そのような時には、試験の前日に一夜漬けをしないと、明確に思い出せません。

試験を受けて、家に帰ると、まず、寝ます。そして、数時間の仮眠のあと、起きて、徹夜をします。そして、まとめたものをとにかく覚えて、朝、一時間くらい仮眠を取ってから、試験に出かけます。

そんな生活を一ヶ月くらい続けていると、かなり脳が活性化されてきて、記憶する力も強くなり、思考力も働くようになってきます。

ただし、その期間には、過去のことが津波のように思い出されて来ます。子供の頃のできごととか、ずっと忘れていたことなど、次から次へと思い出されます。

思うに、おそらくそのような体験を中学とか高校の頃にして、そして、そのままのペースで頭を使いつづけるような生活をすると、かなり頭の働きが変わってくるような気がします。

パソコンで言えば、メモリを増設する作業に似ています。脳を使えば、使うほど、メモリが増える。そんな感じかと思います。

まあ、頭が良ければ、幸せになれるかと言われれば、一概にそうだとも言えないのですが。

おそらく効率が悪くなっていても、年を取ってからも、どうようの事が試せるように思います。

ゲームか、トレーニングのつもりで、記憶を始め、脳を活性化させるそのような使い方をやってみるのも面白いかもしれません。

どうせなら、実用的なところで、2年くらいで、英語をかなり使える状態にする。そのような目標を考えています。

あまり実利にこだわらないで、ゲーム感覚で

記憶のトレーニングをする時に、その対象をあまり実際に利益になるものに限定する必要もないと思います。

役に立つ知識の方がお得なような気もしますが。

記憶のフックとか考えると、多岐にわたっている方が、後々役に立ちそうです。

それに脳が活性化されている状態であれば、その後に学ぶことも効率よく吸収出来る状態になっていると思われます。

それよりも、飽きずに継続することができることを考えると、ゲーム感覚でできることがいいようにも思います。

いずれにしても、実際にやってみること。
それも毎日一定時間やってみること。

ここがスタートポイントと思います。

以前、「トカゲ」というスパイのドラマがありました。
その主人公が父親から記憶力のトレーニングを課される場面があったのを覚えています。

ちらっと見たことを克明に思い出すような練習でした。

やはりトレーニング次第という部分があるかなと思います。