記憶力のトレーニングをやってみる
記憶力が良いとかなり有利に感じます
テストなどの時も当然そうですが、それ以外でも、記憶力の良さが有利に働く場面というのは、けっこう多いように思います。いろいろと考えるときにも、すぐにいろいろと思い出せる方が、思い出すのに時間がかかるよりも、ずっと効率的です。記憶力というのは、例えてみると、パソコンにおけるメモリのようなものかもしれません。
パソコンを日常使っている人は、大抵は知っていると思います。メモリを沢山積んでおいた方が、パソコンの動作も速くなるし、同時にこなせる作業も増えるということを。
年齢とともに衰える
しかし人間の能力は、悲しいかな年とともに衰えます。体力も、知力も。特に、記憶力に関しては、それが顕著に現れます。
昔の事ならいろいろと思い出せても、新しいことはなかなか思い出せない。それは、一種の恐怖ですらあります。
そして、その恐怖を忘れるために、思い出さないようにしたりもします。
やって出来ないよりも、最初からやらなかっただけだと自分を納得させたりします。ある種の自己防衛なのでしょう。
そのため、あえて思い出さないようにします。本気を出せばできるのだけれども、と言った感じで。
一連の記憶に関する、記銘、保持、想起 の過程をやらないようにします。当然ながら衰えます。
記憶術というものがあります
ここ最近、記憶術というか、記憶を改善するための方法に関して、興味が向いています。
今は、この本を読んでいます。
記憶力 Kindle版
ウィリアム・ウォーカー アトキンソン (著), ハーパー 保子 (翻訳)
Kindle本なので、安く入手できて、いつでも読めます。
ただ流し読みしていても効果はでないと思いますが、いろいろなトレーニングの方法が載っています。
以前テレビドラマの「トカゲ」という探偵物がありましたが。その主人公(松田翔太)が、父親(光石研)に記憶力のトレーニングを受けている回想シーンが何度か繰り返されていました。探偵に取っては、記憶力は、文字通り死活問題につながるのかもしれません。
ぱっとみて、一瞬のうちに記憶してしまう。それを思い出す訓練をする。そんな感じだったと思いますが。
また、画家の方は、記憶力を元にして絵を描いたりします。自分でやってみるとすぐに落胆につながりますが、記憶を元に絵を描くというのは、並大抵のことではありません。
あるいは、モンタージュというものもあります。実際にかかわったことがあるわけではないのですが。自分が目撃者だったとして、目撃した犯人を言葉で説明して、それで、再現されるだろうかとか考えると、おそらくは、不可能だろうと思います。
そもそも、自分が普段馴染みの特徴的な人のモンタージュを作れるかと言われても、漠然としていて、的確な表現はできないものです。
自分の兄弟とかを犯人と仮定して、モンタージュを作る警察の方に特徴を伝えた時に、その結果の絵は、本当に兄弟そっくりというのは、期待できないような気がします。
おそらく不可能と個人的には思っています。
コレクションとトレーニング
ひとつの趣味として、記憶術の本をできるだけ集めてみる。けっこう楽しいかもしれません。翻訳本でしたら、原書も集めて、それも読むようにすると、英語も分かるようになることも期待できます。
そして、それらの中から、しっくりくるものをトレーニングする。何度も何度も、繰り返してみて、その効果をはかる。
この両方を趣味としてみるというのも意外といいかもしれません。すべてをマスターする必要はまったくありません。何百冊と読んでみて、自分にしっくりとくるたった一つの方法を知ることができたとしたら、それで大成功でしょう。
ここ最近、ちょっとはまっているのは、寝る前に布団の中でいろいろと思い出してみること。それは、人の名前だったり、今日、食べたもののことだったり、あるいは、読んだ本の内容だったり。
これを習慣としていく。そして、そこに記憶術をからめていく。
いろいろとできそうな気がします。
いずれにしても、知識として知っているだけでは、役に立ちません。実践してみて、それを利用できるようになるまでトレーニングする必要があります。
海外ドラマに エレメンタリー という番組があります。
この主人公のシャーロック・ホームズが言った言葉が印象に残っています。
脳も筋肉だ。
というようなセリフだったと思います。
脳の働きも、筋肉と同じようにトレーニングによって鍛えることができるという意味でしょう。
腕立て伏せも一日、二日、やってみただけでは、ほとんど意味がありません。
一年365日、毎日、継続するからこそ効果が期待できるものです。
記憶に関しても、同様のことが言えると思います。
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