ルーズリーフノートを使い込む
口座番号とか、ネット関係のIDなど
ルーズリーフノートといえば、現在使っているのは、備忘録的な記録用に使っています。銀行口座の番号とか、ネット関係のIDやパスワードなど、忘れるとかなり困るものを分かりやすく記載しています。
自前のノートに記録しておく分には、流出の心配もほとんどありませんので、詳細に記載しています。パスワードを思い出すヒントとか、何から何まで。後日、何が必要になるかは、分かりませんので。
そして、今までは、困ったときに、家中をひっくり返して、やっと見つけるということが多かったのですが。ノートの一箇所にまとめておくようにしてから、これを参照すればほぼすべてが解決する状況になっています。こんなこと絶対に忘れないとか思っていても、一年もすれば、すっかり真っ白になっていたりします。
誰でもそうであろうと思いますが。個人的には、過去に紙に書いておいた情報が流出した経験は皆無です。一方、パスワードを始めとして、記録していなかったために分からなくなり、困ったことは数限りありません。最終的に探すことができてなんとかなるのですが、それに要した時間と労力がかなりのものでした。
多様なものを平行してすすめる
ルーズリーフのメリットとして、もしかしてこれが一番かもしれません。それは、差し替えができるというところです。これによって、最初のページからすべて順番である必要がなくなります。
多様なテーマで思いついた時に、そのことだけを記録していくだけです。分類や整理は、後日、いつでもできます。
ただ、その際に、同じページにいろいろなことが混在していると分類できませんので、一つのページに一つのテーマとすることが最低限の決まりとなります。でも、いろいろな話題に興味が飛んでしまうと、書きかけの一枚だけのノートが沢山ある状態になってしまったりします。やはり、一つのテーマに関しては、数ページくらいはなければ、ノートである意味があまりないようにも思えます。
個別のアイデアの芽みたいなものは、むしろ雑記帳的なノートを一冊決めて、そこにどんどん書いていく方がいいと思われます。ルーズリーフノートは、もうちょっと形になりそうになってから展開するのに向いています。
保存用のファイル、ホルダー
ルーズリーフノートを使う時に、バインダーに入れて使うのが一般的ですが。それぞれは、一枚の紙なので、別にそこにこだわる必要もありません。書いている過程では、クリアファイルやホルダーなど、単純に紙を保存しておくことができるところに置いておくのもいいと思います。
そして、ある程度の分量になったら、バインダーで整理して読みやすくしていけば良い。ノートを書いている過程と、書き終えて読み返しやすくする段階を分けて考えるということです。
かなりの分量になって、保存するだけになったら、紙製の2穴のホルダーもいいと思います。普通のバインダーに比べたら、かなり格安で済みます。
メタノートとして
雑記用の大学ノートは、別にありますので、その書いたものを繰り返し読み返して、そこからちょっといいなと思うものを転記するメタノートをルーズリーフに作るというのもいいものです。
本の抜き書きもそうですが、大切なことの転記であっても、万年筆で丁寧に書くと気分が違ってきます。
難解な本を読み込む時にも、そこからメモを残したり、抜き書きをしたりで、読書ノートを作る時に、時系列でわかりやすく残すことができます。
尚、万年筆で書くことを考えた時に、マルマンのルーズリーフが書きやすくいいみたいです。コクヨのすらすら書けるというのもいい感じです。
メタノートを作り始めるようになったら、それを折に触れて繰り返して読み込む必要があります。もしかするとノートの最大のメリットは、この繰り返し読むことあるような気もします。
書きっぱなしで終わるのならば、その書いた時一回だけの記銘で終わります。繰り返し読み返すことによって、記憶に残り方も良くなりますし、新たな思いつきなども出てきます。
ノートの一番のすぐれた部分と思います。
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