サブスクとディスコグラフィーで音楽を楽しむ
自分が音楽を聴き始めたころには、LPレコードから始まって、CDに移行し、まず、購入するところから音楽を楽しむことを進めていました。音楽を聴くためには、まずアルバムを買うことから始めなければならなかった世代です。
その時にもFMのエアチェックとか、レンタルレコードやレンタルCDをカセットに録音するとか、音質の劣化を伴いますが、それなりに安く聴くことができる方法もありました。
それがいつの間にやら、サブスク全盛の時代になっていることに、最近、気づきました。具体的には、アマゾン・ミュージックとか、Spotifyなどです。
聴くためには、パソコンやスマホがあれば、そして、通信できる環境にあれば、いつでもどこででも、ほぼ制限なく聴くことができます。
これは、少し前の時代で言えば、CDショップに行って、そこにあるすべてのCDを好きなだけ聴き放題と言われているのと同等の環境です。しかもその環境を携帯できるというところまで来ています。
当然、聴き方が変わってきます。一つには、自分が好みの曲だけをピックアップしてリストにしていく方法。
加藤和彦さんが言っていた言葉。一枚のアルバムに一曲でもいい曲があったら儲けもの。それと同じ感覚で、今や誰でもが音楽に接することができるようになってきています。
アルバム単位で聴くこと。お勉強的な部分。スクリーニングでもありますが、情報を収集する感覚が必要に思います。
Jazzでしたら、参加メンバーで好みを知るという方向性。
漠然と聴いて、メモもしなければ、なかなか覚えていくことができません。もちろん好きで好きでたまらなくて、毎日、浸りきっていたら、あえて文字で書かなくてもすべてそらんじることができているようになるのですが。それでも、補助として紙に書き出した方が、楽です。圧倒的に。
ディスコグラフィーを作りながら聴くのが、いいのではないかと最近思い始めています。
ディスコグラフィーと言っても、アルバム・タイトルとアーティスト名、そして、収録曲、参加メンバーくらい。
この程度でしたら、時間もそんなにはかかりません。そして、余白を多くとって、聴きながら、曲に好みの評価をマークしたり、思いついたことなど感じたこととかをメモしたり。
Aスタジオで、鶴瓶さんが、アーティストの方がゲストの時に、チェックした紙を提示されることがよくありますが。あんな感じがいいように思います。愛情にあふれている感じで、いつもいいなと思いながら見ています。
そうやってハンティングした曲は、自分だけのプレイリストを作って楽しんでいく。色々とバリエーションがありそうです。まあ、楽しい作業には違いありません。
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