EL&Pというロックバンド
いわゆるプログレという音楽
1970年代に高校生でしたので、当時のプログレ・ムーブメント真っ盛りの頃でした。イエス、キング・クリムゾン、ジェネシス、ジェントル・ジャイアント、PFM枚挙いとまがないという感じで、綺羅星のようなバンドがリアルタイムで活動していました。
でも、このプログレといジャンルもかなりファジーな感じのくくりでした。プログレッシブ・ロック。進歩的なというか、成長していくというか。全般的には、クラシックなどの影響を受けていたり、テクニカルなバンドが多く、また、ムーグ・シンセサイザーとか、メロトロンとかを使用しているバンドもありました。当時、該当するバンドのインタビューなんかで、自分らは、ちっともプログレッシブな音楽ではないと答えていたのも記憶に残っています。
それらのバンドの中でも、EL&Pは、別格に近かったかもしれません。キース・エマーソン、グレッグ・レイク、カール・パーマーの三人のグループで、それぞれの名前の頭文字からとったバンド名です。
ムーグ・シンセサイザー
このバンドの一番の売りはなんと言ってもキース・エマーソンの弾くムーグ・シンセサイザーだったろうと思います。
ブライアン・イーノは、シンセサイザーをシンセサイザーらしい音でしか鳴らせないのは、思考が浅いというようなことを言っていたのをどこかの記事で読みましたが。
そのムーグ・シンセサイザーですが。実は、個人的には、私が小学生の頃、父親の運転する車で、競馬場に連れて行ってもらった時に、カーラジオから、流れたニュースを思い出します。なんとか研究所のモーグ博士が、シンセサイザーという楽器を開発しました。ラジオは、そのように言っていました。
その当時は、将来、その楽器がロックの主流として使われるようになるとは、夢にも思いませんでした。そのラジオのニュースの後には、内山田洋とクールファイブの曲が流れていました。
すでに二人も亡くなられています
この名バンド、EL&Pもすでにメンバーの二人が亡くなられています。キーボードのキース・エマーソンと、ベース、ボーカルのグレッグ・レイクです。すでに全盛期から40年は過ぎていますので、自然の流れなのかもしれません。
一般の人の20代、30代の姿と60代、70代の姿をみてもそれほど思うこともないのですが。ロックスターの場合、前者と後者の差に愕然とすることがあります。人は年を取り、時代は流れる。その無常観を感じます。
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