エアチェックとか、昔の音楽事情
私が、音楽を熱心に聴いていた時代は
私が、音楽を熱心に聴いていた時代は、やはり、高校時代がメインでした。1970年代半ば頃になります。
当時は、レコードが全盛期で、45回展のドーナツ盤と33回展のLPが主体でした。SPは、すでに過去のものとなっており、家庭用のオーディオセットでは聴くこともできませんでした。
でも、高校生のお小遣いでは、そんなにレコードを買うこともできずに、結局は、FMで音楽を聴くことが主体になっていました。
当時は、FMの全盛期で、音楽番組で、新譜のうち、一曲だけを抜かして、すべてをかけたりするNHKの番組とかもありました。
カルメンというロックバンドとか、そんなどちらかと言えば、マニアックな系統のバンドもかかったりしていたものです。
そして、はやりは、エアチェック。なんのことはない、FMをカセットデッキや、ラジカセで録音することでした。
今となっては、カセットデッキ自体ほとんど見かけなくなりましたが。当時は、大変お世話になっていました。
エアチェックというネーミングもなかなかしっくりくるものでした。何よりも、カセットテープだけあれば、音楽をどんどん録音していくことができるのは、夢のようでした。
他に、有名ミュージシャンの放送局で収録した未発表のライブなどを流している番組も沢山ありました。NHKFMが一番多かったのですが。エリック・クラプトンとか、イエスとか、有名所は一通り放送されていました。
BBCの国営放送とか、キングフラワー・ビスケット・アワーとか、色々なライブがありました。また、日本のミュージシャンのスタジオライブなども時々やっていました。
惜しむらくは、カセットの録音時間が短いため、番組全体をノンストップで録音できなかったことです。C-60のテープなら片面30分。C-90のテープなら片面45分までしか録れません。
今にして思えばC-120の片面60分ならすべてを録れたのですが、当時は、C-120のテープは、薄いため耐久性に問題があるとのことで敬遠されることが多かったです。
当時は、その後にCD-Rなどができるとは、夢にも思っていませんでした。今ならカセットテープからパソコンに取り込んで音声ファイルにするのも簡単にできます。隔世の感があります。
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