エキノコックスに関して

エキノコックスに関して

犬やネコなど、ペットを飼っている場合に、
人獣共通感染症に関しても、いろいろと知って
おいたほうが良いかと思われます。

 

エキノコックスという寄生虫がいます。
人獣共通感染症の一つで、キタキツネや犬などから、
人に感染することが知られています。

 

終宿主である、狐や犬の経口から入り、腸に寄生します。
これらの動物には、大きな障害を与えることは
ありません。

 

そして、それらの動物の糞から広がって、その糞の
中の虫卵がヒトなどの中間宿主の口から入り、腸管から、
肝臓などへ、血流を介して運ばれます。

 

感覚的に、終宿主と中間宿主が逆のようにも感じられ
ますが、ヒトは、中間宿主です。

 

この寄生虫による疾患のうち、
代表的なのは、肝エキノコックス症です。
エキノコックス症の大部分は、肝臓への寄生です。

 

ほとんどが、肝臓に膿瘍を作る形で障害が来ます。

 

腹痛や発熱など、強い症状が出てしまってからでは、
かなり進行した状態ですので、早期に発見する
ためには、腹部超音波検査などで、スクリーニングを
していくしかないと思われます。

 

ただし、疾患特異的な像はありませんので、疑われた
時には、エキノコックスの抗体を測定するしかありません。

 

予防としては、自分の飼っているペットが、そのような
寄生虫に寄生されないように、外でいろいろなものを
口にしないか注意するとか、ペットの糞から、ヒトの
口に入らないように、そのあたりを注意することくらい
でしょう。

 

これは、人獣共通感染症として、他にもいろいろな
病気がありますので、意識して置いた方が良いと
思われます。

 

発生する地域としては、よく知られているのは、
キタキツネの生息する北海道の特定の地域とか、
ある程度、限局されていますので、極度に恐怖感を
もつ必要はありません。

 

ただ、どのような経路で、伝わるかは、予期できないことも
あります。知識として知っておく必要はあるでしょう。

 

健診的には、やはり、職場などの定期健診を受けて、
肝機能の異常があれば、病院を受診して、二次検査を
受ける。その時に、エコーやCTなどで、確認されれば、
比較的早い時期に発見される可能性があります。

 

どんな病気でも、早期発見のためには、定期健診と
体調不良時に病院を受診する。
当たり前のことですが、大切です。

 

そして、運悪く、エキノコックス症になったとしても、
肝臓の膿瘍が小さければ、手術にて、取りきることが
できる可能性もあります。

 

まずは、罹患しないように、注意をする。特にペットを
飼っていたり、注意を呼びかけられている地域の
方は、経口感染であることを意識して、リスクを減らす
ように心がけることが第一かと思われます。

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