鳥インフルエンザって、よく分からないけれど

鳥インフルエンザって、よく分からないけれど

インフルエンザは、有名で、毎年流行ります。
そして、ワクチンも知られており、毎年、かなりの人が、
インフルエンザ・ワクチンの接種を受けます。

 

高い熱が出て、関節痛とか、様々な症状が現れ。
そして、時間と共に免疫で収束する。
一般のウイルス感染の典型かと思われます。

 

そして、毎年のように、忘れた頃、鳥インフルエンザの
話題がニュースをにぎわします。

 

動物の種を越えて感染する感染症もありますが、
大半は、動物の種を越えての感染はありません。
この鳥インフルエンザも現状では、鳥から
ヒトへの感染は、ほとんどありません。

 

それでは、何故、このように、話題となり、恐怖を
煽っているのでしょうか。

 

それは、ウイルスには、遺伝学的な変異というものがあり、
ウイルスも同じように見えて、性質が変わってくる。
そういう側面があるからです。

 

後、数回遺伝学的変異が見られると、ヒトへの感染性を
獲得する可能性がある。
そのように見られているとのことです。

 

そして、そのウイルスの温床となる鳥インフルエンザに
罹患した鳥の数は、話題になるたびにかなりの数の
報告があります。

 

「H5N1型ウイルス」と呼ばれるこのウイルスが、
今後、どのように変異し、どのように広がるか。注意深く
経過を追う必要があります。

 

そして、懸念されているのは、30年から50年に一回の
パンデミック(世界的大流行)に、このウイルスが
なるのではないか。ということです。

 

そもそも、ウイルスと細菌(バクテリア)は、別のものです。
細菌は、それ単独で生きることができ、ウイルスは、本体の
遺伝子しかなく、細胞に寄生して生き、その中で遺伝子を
増殖させ、それが広がっていきます。

 

一般に、ウイルスも細菌も同じように考えてしまいがちですが、
実際には、微生物としての振る舞いも、サイズもまったく
異なります。

 

そして、細菌には、感受性の合った抗生剤が効きますが、
ウイルスは、細胞内にあるので、抗生剤は効きません。
ウイルスは、自分の免疫で排除するようにして、治癒
します。
抗ウイルス剤として、そのウイルスに特異的に効く薬も
ありますが、大半は、自然治癒を待つしかありません。

 

ウイルスの代表としては、
一般の風邪(カゼ症候群とも呼ばれる様々なウイルス感染の
総称)、水痘(みずぼうそう)、麻疹(はしか)、
流行性耳下腺炎(おたふく風邪)
など、いろいろなものがあります。
そして、その大半の治療は、対症療法によって、症状を緩和させ、
脱水などの体のアンバランスを補正し、自然治癒を待つ。
ということになります。

 

それならば、鳥インフルエンザ(H5N1型ウイルス)も、
自然治癒を待てばよいのではないか。
という考えもありますが、なによりも、その激烈な症状の
進展の速さが、問題となる。ということみたいです。

 

ウイルスに罹患した細胞を排除する機序(免疫)が過剰に働くのか、
急速に、呼吸不全、腎不全、ショックなどを併発して、死に至る
こともあるとのことです。

 

このウイルスに関しては、まだまだ、知っておくべき事が
沢山ありそうです。

 

色々、本を読んだり、ネットを検索したりして、知識をまとめて
行きたいと思います。

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