考えてもしょうがないことは、考えてもしょうがない

考えてもしょうがないことは、考えてもしょうがない

元来心配性なもので、黙っていると、どんどん不安の種が膨らんできます。

 

大半は、杞憂に過ぎないことなのですが。

 

それでも気になりだすと、しょうがなくなってきます。

 

そんな時の一番の対処法は、個人的には、紙に書き出すことです。今は、大学ノートを雑記帳的に、あるいは、日誌的に毎日記載するように習慣化していますので。大学ノートに万年筆で書く。

 

書き出す内容は、その心配事について。まず、文章化して、それを見ながら、何が問題なのかを考えます。

 

そして、そのことに関して、対処法を考えて、追記していきます。あるいは、やったことを書き出します。

 

問題点、対処方法、実行したことの記録、今後やることの記載。これらをノートに書き出していくと、かなり気持ちが落ち着きます。

 

そして、そこに抜かりがないかどうかを真剣に考えます。頭の中だけではなく、ノートの上に書かれているものを実際に見ることによって、明確に認識することができます。

 

これを数分とか、時には、数十分やってみる。そして、ある程度出尽くしたと感じたら、その不安を目の前で確認することができます。

 

そして、自分が可能な対応策も一覧できますし、自分がそれらにきちんと手を付けたということも確認できます。すなわち、自分が考えられうる限りの対策を施行したという状況を確認できます。

 

すると、これ以上は、少なくとも今の自分の能力では、できないということを自分自身で納得できます。ということで、これ以上は、悩んでいても無駄というところまで行くことができます。

 

そして、済んでしまったことは、仕方がない。どうやったら少しでも状況が良くなるかを考えてそれを実行していくしかない。そう考えることができます。

 

これは、私の父がよく言っていたことの受け売りなのですが。

 

より良い選択肢があったのに、怠慢からそれを検討することがなかったため、望まない結果をまねいたというのが一番イヤなパターンです。とにかく、ノートに書き出すこと、それこそがトランキライザーになりうると思います。

 

困った時には、紙に書き出して客観視する。とにかく考える。ひたすらに考える。目の前の問題に対して、考えたり一手打ったりできるのは、自分しかいないわけですから、考えることをおろそかにしてはいけません。

 

とことんやったら、あとは、忘れてもいいのです。また、気になったらノートを見るだけで続きを考えることができますので。

 

 

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