研究をするのにノートを作る
研究というものは
研究というのは、一般人にとっては、特殊な響きのある言葉です。私自身も、子供の頃には、あこがれを感じていました。
自分一人でやる分には、別に学者になるわけでも、研究で生きていくわけでもありませんので、気楽にすすめていくのがいいと思います。
とにかく興味に導かれるままに。
ここが大切と思います。
そのこと自体に金銭的などの価値がなかったとしても、そんなことは、ほとんど問題になりません。そもそも大半の研究は、お金を直接生むようなこともないと思います。
研究にノートはつきものです
自分が知りたいことに関して、徹底的に調べていく。そして、考える。さらに調べる。知るということ自体に喜びを感じる。それだけでいいのだろうと思います。
そして、考えたことや実験をしたことなど、何をするにも記録ということが大切になってきます。記憶力には、限りがありますので、すべてを頭の中に置くことはできません。
そう堅苦しく考えるまでもなく、一般の研究のイメージとして、几帳面にノートに記録していく研究者の姿が浮かぶと思います。
ノートは、大学ノートが良い
ノートにも色々な種類がありますが。個人的には、ありふれた大学ノートがいいと思ってます。何よりも安くて、どこでも入手可能です。
ちょっと凝ったノートであったり、人気の有名ノートだと、高めの価格なので、気軽に消費することができません。
そして、研究者は、イメージとして清貧でなければなりません。偏見ですが。
大学ノートは、日本製のものは、かなり丈夫な作りになっています。持ち歩くのにも、保存するのにも最適です。
結局、ノートは、そのものよりも、中に何が書かれているかが問題であり。また、それをきちんと保管して何度でも参照できるということが大切です。
イメージする使い方
ノートとしてイメージする使い方は、いくつかあります。いずれもサスペンス・ドラマのワンシーンからですが。
例えば、石の繭というテレビドラマで、主人公が捜査記録をまとめたルーズリーフノートとか。別のドラマで、一刑事が、解決した犯罪事件のことを普通の大学ノートにまとめている姿とか。そのほかにも、デスノート シリーズのいずれかの場面で、研究の成果として、沢山の大学ノートが並んでいるところとか。大昔に見た海外のサスペンス・ドラマで、文字を書かずにはいられない病気の犯人が残したおびただしい量のノートとか。
今は、「難解な本を読む技術」という本を読んでいますが、ノートにまとめながら難解な本を読み進める実際が書かれていて、とても刺激を受けています。
特に、
名著を理解するということには、世界の見方やものの見方の劇的な変化が伴います。多くの人が生涯かけても絶対に到達できない地点に立って、この世界を見ることができるようになるわけですから、その意義は尋常なものではありません。
この引用させていただいた文章を読むだけでもわくわくした気持ちが止まらない感じです。
ノートには、一度で完成形を作る必要もありません。日を改めながら何度でも読み返し、加筆修正しながらブラッシュアップしていくので良いと思います。また、そうでなければ、最初の一行すら書き出すことはためらわれるでしょう。
とりあえず書いてみる。そして、書いてさえあれば、極端な話、後日、他のところに書き写してそれを発展させていくことも可能です。書くことをしなければ、一瞬の記憶は、すぐに風化してしまって、二度と思い出せないかもしれません。
研究者になるわけでもなく、単なる趣味として、色々と調べたり、まとめながら書いたりなどの作業を続けるのは、それだけで楽しいものです。あたかも子供のごっこ遊びが楽しいようなものかもしれません。
本格的であればあるほど、遊びとしては、楽しさを感じられそうです。
ツイート
スポンサーリンク
研究をするのにノートを作る関連エントリー
- 机の前に座りつづけることこそが才能
- 本を何度も読んでマスターする
- 文章をきちんと書く練習をする
- テレビドラマなどで見た、印象に残るノート
- マニュアルを作ることを趣味にしてみる
- 知らなかった頃のことを忘れてしまう
- 記憶のフックを作る
- 今更ながらに読書にはまる
- 記憶力のトレーニングをやってみる
- 古本を安く買ってきて、自炊して、データベースを構築する
- 取材をするということ
- 無駄な努力をしてみる
- 読みたいテキストは、メールで、携帯で読む
- 発想の方法
- 情報の保護と紙(文書)の処理
- 近い過去の歴史から学ぶ
- 時間も含めて音声ファイルを自分で作る
- 寝袋、シュラフを家の中で使う
- あきらめのちょっと向こう側
- 大量の文章を書く才能
- やらないと始まらない
- 目次をコピーして読書ノートにする
- 本は、買わなければダメか?
- ブック・ストッパーを買ってみました
- 早川義夫さん推薦の本
- 自分だけの書庫を持つのも大変です
- 経済を学ぶ
- 記憶のトレーニングと、脳の活性化
- トイレの読書と時間の経過
- 聖書の入り口
- 本棚全体を自分のデータベースと考える
- クリアファイルとファイルボックスでA4の紙を管理する
- 大統領の読書法
- 英語の文章を読むのに、スキミングという手法を取り入れてみましょう
- 図書館を自分の書庫として、使いこなす
- 図書館をうまく利用できれば、いろいろとできそうです
- 上達のために比喩で影絵のように記録する
- ものごとに上達して、上級者になるために一つのヒントがあります
- テクニック、修行、言語化して伝えるということ
- オーディオ・ブックとか、音声で学習する
- オーディオ・ブックというものがあります。英語圏では、かなりのタイトルがあります。その効用とすすめです。
- 新聞を定規で切り取って、ネタを箱にストックする
- 新聞の記事をネタにする方法
- いろいろな作業手順は、手書きで手元にあるほうが楽
- パソコンのみではなく、手書きのメモも併用した方が、効率よいこともあります。
- 記憶することをゲームのように考える
- 100円均一の二穴バインダーで紙ものの整理を
- 読んでいても、読めていない
- 出し尽くしたところから考えが始まる : ブレインダンプ
- 書類は、手を付けて初めて足りないところが分かる
- 読書と言っても様々です
- ノマドよりも、自宅
- パソコンで無料で使える音声入力
- 読んだつもりの本をあえて再読する
- 休日の職場の会議室
- 新聞の記事や本の一ページを写真に撮って残す
- リスト化するメリット
- 過去記事を読むから対話になる
- ルーズリーフノートを使い込む
- 言葉を学ぶ、調べる
- 束ねたコピー用紙の裏に自由に書く楽しみ
- 調べる過程を記事にしていく
- 学びたい事に関して、年表を作る
- 雑学の本をいろいろな知識の入り口として利用する
- B5のルーズリーフノートにありとあらゆる覚書きをメモしていく
- 孤独を友とする
- シミュレーションをゲームにする
- イメージで考えるという方法
- 刑事ドラマの捜査情報まとめノート
- 止まっていた時を動かす
- サイコパスの壁の紙をクリアファイルで
- ライフワークとか言ってないで、今から学問をはじめる
- ポイントを箇条書きにするそれを羅列していくそのようなものをたくさん作る
- 時系列を気にしながら書くのではなく、書けるところから書く
- 本を手繰りながら読んでいく
- パソコンに向かっていてもスマホから音声入力と言うのを併用してもいい
- 先延ばしが増えると可能性が減る
- リクライニングの椅子に横になって音楽を聴きながら本を読む
- 自分が専門家であるほど、ネットは役に立つ
- デスクノートに出来事を記録していく
- A4のコピー用紙、プリントアウト、そして、2穴バインダー
- 個人的なシステム手帳の使い方
- 万年筆を色々と使ってみる
- 万年筆を色々と使ってみる
- 言語化することの価値と可能性
- A4の紙、上から2行のみ文章
- 本を筆写する補助としてスマホを利用する
- 本を筆写する補助としてスマホを利用する
- 自分の本棚にアクティブスペースを作る
- 自分の本棚にアクティブスペースを作る
- 自炊の優先順位を考える
- 自炊の優先順位を考える
- A4サイズの紙にメモして、シンプルノートにまとめる。
- A4サイズの紙にメモして、シンプルノートにまとめる。
- 悩んでいることは、書き出して考える
- 悩んでいることは、書き出して考える
- コクヨのA6ノートを相棒として進める
- コクヨのA6ノートを相棒として進める
- To Do List の実際
- To Do List の実際
- 知識は力
- 知識は力
- 視認性の良い資料をクリアファイルでまとめて発想に活かす
- 視認性の良い資料をクリアファイルでまとめて発想に活かす