徹底的に調べると、違った世界が見えてくる
ネットの情報は、玉石混淆か
ネットの情報は、真偽の程がわからないので、鵜呑みには出来ないというのが一般的に信じられています。
確かに、これは明らかに誤認だという記事があることも確かですし、今読んでいる記事が正しいかどうかを判断する知識自体が自分にないことが大半です。
でも、明らかに正しいというものが多いということも確かだろうと思います。
出来事の年月日などは、よほどのことがない限り、正確だろうと思います。
考えてみれば、新聞や雑誌、本であったとしても、同様に正しくはない情報が入っている可能性はあるわけです。
ただ、おそらくは、校閲が入ったり、あまりに誤った情報は、売れなかったりで、入手可能な著作に関しては、ネットよりも正確な記載が多いことが期待できます。
おそらくは、調べる量が圧倒的に足りない
そもそもネットで調べるということは、そのことを自分が知らないということが大半なので、その正確さの答え合わせが出来ないというのが、根本にあると思います。
ただ、今読んでいる記事だけで判断しなければならないということはまったくありません。
検索結果で出てきた記事を上から順にどんどん読み進めていけば良いと思います。
同じことに関して書かれた文章を沢山読むことによって、それらの間にある差異が分かります。
そして、多数決でもありませんが、自然とどれが正解で、どれが誤解かがわかってくるのではないかと思います。
もっともキーワードによっては、上位の記事がほとんどコピペだったりするというようなこともありますが。
おそらくは、ネットの情報は、信頼できないではなくて、調べる量が圧倒的に足りないために判断できないというのが、正確なところと思います。
あれこれ考えずに、ひたすら検索して読む
結論としては、あれこれその文章だけで考えずに、ひたすら検索して、出てきた記事を片っ端から読むというのが一番と思います。
そうやって、基礎的な知識が増えてくると、さらに読む時の精度が上がることが期待できます。
試しに自分が専門の分野に関して調べたり読んだりすると、かなりの見分けがつくことに気づくと思います。
まあ、これは、新聞などでもそうなのですが。
ネットの大半は、ほぼ無料なのですから、後は、自分の熱意次第なんだろうと思います。
自分でまとめ直す
そして、そうやって読み進めて得られた知識を今度は、自分でまとめ直すという作業も理解をすすめるのに大切に思います。
ネットの恩恵を受けて知り得た知識なので、ネットに還元するというのも一つの考え方です。
ブログでもホームページでも、やる気があれば、簡単に投稿することができます。
また、公に自分が書いたものがさらされるのが嫌であるなら、自分だけが読めるところにまとめてもいいと思います。
大学ノートに万年筆で書くとか、パソコン上のワープロやEvernoteみたいなところに書くとか。
でも、書いていて思いましたが、これらのことは、紙の本であっても同様なのではないかと。
複数の本を読んで知識を深めるとか、それをマスターするためにノートを取るとか。
結局、本などのネットの外のリアルな世界では、普通にやっていることをネット上の世界で、端折ることが根本の問題なのではないかと思います。
2つの方向性
ネットの検索のスキルを上げるために、そして、実際に役に立つようにするために2つの方向性で考えてみたいと思います。
一つは、とにかく検索の回数を増やすこと。野球でいうところの千本ノック的な方法。数をこなすことによって、検索スキルも上がりますし、なによりも調べたぶんだけ知識が増えます。そして、検索した数がスキルにほぼ平行していくと考えられますので、検索数を記録して、数値を努力目標にする。そんなやり方です。検索したものをすべてEvernoteに記録していくと、実際に役に立つリンク集となります。
また、もう一つの方向性としては、実践に役立つようにまとめていくという方法です。これは、参考になると思えた記事をプリントアウトして、紙に印刷したものを沢山作り、各記事毎にホッチキスで止めて、テーマごとにクリアフォルダに入れて管理していく方法です。そして、収集した沢山のプリントアウトしたものを片っ端から目を通す。スキミングでも十分なので、目を通して、その際に赤のボールペンで、アンダーラインを引いたり、まるで囲んだり、書き込みをしたりなどなど、色々と痕跡を残すことをやってみます。
この一手間によって、あとから振り返ると内容を瞬時に思い出すことができるようになります。
この数でトレーニングすることと、プリントアウトして熟読していく方法と、2つを並行して沢山こなしていくことによって、レベルがかなり違ってくると思います。
いずれにしても必要なのは、情熱、パッションのみです。すでにそれぞれをできるだけの能力はあるのですから。
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