コレクションもいつかは散逸してしまいます
古くは、切手のコレクションから
コレクションは、個人的には、一番最初は、切手収集でした。
記念切手や、外国の切手の詰め合わせセットを買ったり、ストックブックにそれを保存していました。
途中、アルバムにヒンジで貼るというのにも興味が向きましたが、結局、切手を痛めてしまうと思い、諦めました。
(字がきたないというのも一因でしたが)
きれいなレイアウトで、きれいな文字のアルバムの一枚を雑誌などで見て、あこがれたものです。
その後は、牛乳瓶のフタをメーカーに手紙を出して集めたり、海外の日本語放送局に受信報告を出して、ベリカードというのをもらったりというのもやっていました。
ただ、いずれもいつの間にか忘れ去ってしまっていましたが。
そして、レコードのコレクション
それから、レコードのコレクション。
主にブリティッシュ・ロックとか、フォークあたりを色々と買い集めていました。
年に一度、東京に買い出しに行くとか、通販とか、かなり楽しかった思い出があります。
それも、いつしかCDに時代が変わり、持ち続けてはいるのですが、レコードプレイヤーもない状態が続きました。
最近、レコードプレイヤーを新調しましたが、それでも、聴く機会は、めったにないというのが実情です。
コレクションの限界
元々は、コレクターというよりも、好きで集めていたというか、買っているうちに集まってきたというのが実際です。
でも、ある程度になると、限界を感じてきます。
そう、資金力の限界です。
極端な話、コレクションを保管する場所も含めて、資金力のある人には、どうやったってかないっこありません。
足で集めたタイトルも、プレミア覚悟で探せば、ほとんどが入手可能です。
後発だったとしても、資金力が潤沢であれば、ものすごいスピードでコレクションがすすんでいくということに思い至り、また、保管場所に困るようにもなり、いつしかレコードも、CDも買わなくなってしまっています。
いつかコレクションも散逸してしまいます
それでも、レコードもCDもある程度の枚数があり、宝物でもあります。
残りの余生をこれらの音源を楽しみながら過ごす。
とても良い趣味と思います。
でも、いつしかコレクションは、散逸してしまう運命にあります。
一番多い区切りは、自分が死んでしまった時かもしれないと漠然と思います。
同じ趣味の人がいれば、引き取ってくれるかもしれませんが。
場所をかなり取りますので、おそらくは処分されてしまうでしょう。
また、それよりも前にお金に困って、売らざるを得なくなるということもあるかもしれません。
いずれにしても人間の寿命と同じで、永遠はありえません。
そのあたりのことも、時々、考えていく必要がありそうです。
以前、どこかで読んだ記憶があるのですが、故 植草甚一さんのレコードコレクションは、タモリさんが買い取られたという話を知りました。
かなりかびたりしたレコードもあったみたいですが。
あるコレクターのコレクションを別の価値が分かるコレクターが買い取る。
コレクションにとっては、一つの良い方向なのかもしれません。
でも、まあ、自分が居なくなってしまった後の世界を考えていてもしょうがないのですが。
生きている間に精一杯楽しんでしまう。
それこそがコレクションの本懐であるかもしれないと漠然と思います。
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