意識の集中に間欠的な大きな声はこたえます

ちょっとしんどい経験をしました。

電話で相手と話をしている時のことです。
こちらからかけて相手が出て、ちょっと込み入った話をしようと話し始めた時に、予測のつかないタイミングで大きな声が聞こえる環境にありました。

声に張りがあって、こちらの話しかけている訳ではないのに、圧力を感じます。

大きな声が聞こえた瞬間に思考が停止して、そちらに注意をもっていかれます。

一度や二度ではなく、話をしている間中、それが繰り返されます。

結局普段の1/10も集中できませんでした。幸い、情報伝達だけの電話でしたが、これが交渉の電話とかだったらとかなり肝の冷える思いがしました。

おそらくは、人間の本能の部分に働きかけるのだろうと思います。

すなわち、他の仕事や作業をやっていても、危険が迫っている時には、一時中断して、その危機に対して全神経を向けるような仕組みになっているのだろうと。

まあ、それがなければ、何かに襲われるような時には、危険を回避することができませんので、当然といえばあまりにも当然な仕様なのだろうと思います。

これが大きな音量であったとしても、一定の音が続いているとか、リズミカルに周期的な音でしたら、なれによって並行してうまくこなせるのだろうと思います。