人生には、限りがある
普段は、忘れてしまっていますが。人生には限りがあります。人はいつか必ず死を迎えます。
当たり前のことなのですが。
大体、平均寿命から自分の今の年齢を引いた数が、これからどれだけ生きていくことができるかに近い値になると思われます。
もちろん病気とか事故で短くなる危険性もあるわけですが。
若い頃に考えていた死と年を取ってから感じる死とは、同じでは無いようにも思えます。
人間の体は、日々老化していきますので、若い頃の快適さは、徐々に失われて行きます。
死に対する恐怖は徐々に和らいでいくというか、鈍化していく感じがします。
少なくとも思考力とか、感受性は、年々衰えていることは、自覚されていきます。
残された日々に何をしていくか。
しっかり考える時間がないと、ただただ流されて時間が空費されていきます。
それもまた一つの人生の過ごし方ではあるのですが。
限られた時間であるのなら、やりたいことは、今始めなければなりません。
いつかたっぷりの時間を使って初めて手を付けるのでは、おそすぎることになりかねません。
そもそもその日は、いつくるかは、わかりません。それに自分の老化の問題も出てきます。
体がおもうにまかせない。頭が今と同じように働くとも限らない。また、感受性ももっともっと鈍くなっているかもしれない。
明らかに十年後、二十年後の自分よりも今の自分の方が色々な面で元気なわけですから。
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