スマホで英語のシャドーイングをする
シャドーイングという英語の勉強方法
シャドーイングという英語の勉強方法があります。
英語の音声に続けて自分で発音していく方法です。
一旦、一つの文章を聞き終わってからそれを繰り返すのではなくて、音声が続いている間に続ける方法です。
輪唱に似ているかもしれません。
静かな湖畔の森の影から というカッコーの歌が有名ですが。
昔からなんどか試しては、いつのまにか挫折していましたが。
その原因の一つが自分の声で英語の音声がかき消されてしまって、分からなくなることからだったようにも思います。
ある時、英語の勉強法の本を読んでいて、シャドーイングする時には、ヘッドホーンをかけて音声を聞きながらやるのが良いということを知りました。
確かに、ヘッドホーンから聞いた音声は、自分の声に邪魔されることはありません。
いつでも持っている端末としてのスマホ
同様にして、スマホを使うのもいいかもしれないと思うようになってきました。
元々、電話器ですので、相手の話し声と自分の声が混線することもありません。
私は、iPhoneを使っていますが、iTuneを利用して、英語のテキストの音声CDを取り込んで、スマホで聞くことができます。
スマホの利点は、もう一つ、傍から見ていても電話をかけているように見えるところかもしれません。
もっとも人から見えるところでシャドーイングは、あまりやりたくありませんが。
車の中でスマホを使って
スマホを使って、シャドーイングを繰り返す。
方法は、決まりました。
あとは、それをどこでやるかということになります。
もちろん自宅で自分の部屋で一人でやることができればベストです。
誰に気兼ねすることもありません。
ただ、問題は、一日の大半は、自宅に居るわけでもないというところでしょう。
また、自宅では、できればくつろぎたいものです。
スキマ時間の利用という点から考えて、車の中というのは、いいかもしれません。
ただ、車を運転している時にシャドーイングをやるのは、注意力をそちらに持っていかれて、事故を起こしかねないという欠点があります。
通勤で車を利用しているのならば、駐車場に止めたその瞬間に数分やってみるというのがけっこういいように思います。
これでしたら、車を駐車して、そこで電話をかけているように見えるのではないかと思います。
そして、行き帰りそれぞれやるとしたら、けっこう定期的なスキマ時間の利用を習慣化できるように思います。
実際にやってみると
実際にこの方法でシャドーイングをやってみると、そのおぼつかなさに落胆してしまいます。
耳で聞いた通りに口で発音できません。
文字通り発音できなくて言葉になっていません。
あーとかうーというのが混じります。
この口がついていかないというのが、取りも直さず自分の実力であり、それをなんとか同じように話せるようにするのがトレーニングと思います。
歌を覚えるのと同じように、何度も繰り返して、少しずつできるところが増えていって、いつの間にか全体を言えるようになっている。
そこを目指しています。
そして、聞き取れないものを話すことはできませんので、場合によっては、テキストを見ながらというのも最初はいいかもしれません。
マスターしたらテキストから離れれば良いわけです。
リーディングだけでもかなり効果があるみたいですから、自分で声をだすことができれば、あとは、こだわる必要もあまりないかもしれません。
ベストな方法でやったから良いというものではなく、飽きても繰り返すというその繰り返しこそキモであろうと思います。
そうであるならば、すぐに挫折してしまいそうな大変な方法ではなくて、ちょっと楽をしてでも繰り返せる方がいいと思われます。
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